2019/01/30 16:45
「七宝」という文様をご存知でしょうか?
日本の伝統文様だとご存知の方も多いかもしれません。
では、その意味や由来を説明できますか??
七宝文様ってどんな文様?
七宝文様は、同じ大きさの円の並列のうえに円の並列を四分の一ずつ重ねることで、菱のような形と花びらのような形の組み合わせが続く仕掛けになっています。
七宝文様が意味するものとは?
この七宝を繋いだ「七宝繋ぎ文様」が、更なる繁栄、子孫の繁栄、人の縁・関係性の円満を志向する縁起の良いことを意味しています。
とても華やかさを感じさせる文様で、現代でもモダンなパッケージデザイン、グラフィックデザイン、はたまた商業施設の壁や天井の文様として取り入れられています。
七宝文様の由来は?
七宝(しっぽう)とは、仏教の教典<仏説無量寿経>に出てくる七つの宝のことを指しています。
それは、
・金
・銀
・瑠璃(るり)…ラピスラズリ
・玻璃 (はり)…水晶
・硨磲(しゃこ)…白い珊瑚やシャコ貝
・珊瑚(さんご)…血赤サンゴ、赤い玉
・瑪瑙( めのう)
のことです。
上述のとおり、七宝文様の意味合いは、人の縁・関係性の円満を志向する縁起の良いことですが、つまりは、人の御縁や繋がりは、七宝と同等の価値がある事を示している柄でもあります。
七宝文様をあしらったアクリルの一合升
七宝(しっぽう)文様を切削し研磨した美しく高級感のあるアクリルの1合升です。
ガラスを上回る透明度を持つアクリルの美しさと高級感に七宝文様がとても美しく映えます。
mas/masは、もともとは酒器として生まれましたが、料理を盛りつけたり、インテリアとしたりして、自由に楽しむことのできる容器です。
美しく高級感のある仕上がりの一方で、割れない倒れないというアクリルの特徴もあり、さまざまな用途でお使いいただけます。
ご縁や繋がりを大切に考える方への贈り物にもぜひご活用ください。