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2019/02/06 00:30

気がつけば2月も6日ですが、、、
去る2月3日の節分は、季節の変わり目を意味しています。
立春が旧暦のお正月なので、節分はその前日を指していて、言ってみれば大晦日ということになります。

そんな節分に、一年の邪気を払い新たな豊年を祈るという意味が豆まきにはあります。

日本の伝統行事のなかでも、節分という行事は、そのネタの多さとエンタメ度の高さから
今でも多くの一般家庭で行われているものです。


さて、この節分・豆まきにまつわるネタを勝手ながら初級編から分類してみました。
みなさんはどこまでご存知でしょうか?
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〜初級編〜
✴︎年の数だけ豆を食べることを知っている
 →炒って邪を払った大豆を福豆といいますが、この福を年の数だけ身体に取り込む
  という意味があります。新年分も含めて年より一つ多く食べるという地域もあります。

〜中級編〜
✴︎豆まきの掛け声は、地方によって違うことを知っている
 →「鬼は外!福は内!」一般的。
  「福は内!」だけ。例えば、成田山新勝寺では、不動明王の前では鬼も改心するので、言わないそう。
  「鬼は内!」鬼を祀っている寺社や鬼が付く名前の家系で多いそう。

〜上級編〜
✴︎正しい豆まきの仕方を知っている
 →豆をまくのは基本的に家の主人の役割だそう。そうでなければ、年女、年男、厄年の方がまくと縁起がよいとされています。
  また、豆まきは、部屋の奥から玄関まで各部屋を順番に行います。

〜番外編〜
✴︎鬼のパンツが黄色と黒の縞模様である理由を知っている
 →鬼門の方位は北東で、北東は十二支で丑寅となります。
  鬼のツノは丑(うし)のツノ。そして、パンツは寅の縞柄となったそうです。


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みなさんは、どこまでご存知でしたか??

ところで、豆まきの際に枡に豆をいれるのはなぜ?という疑問に答えられる方は少ないのではないでしょうか。


昔から節分の豆は枡に入れて神棚などにお供えしてから豆まきをする習慣があったようです。
これは、炒った大豆をお供えして歳神の力を借りて鬼(災い)を退けるという意味合いがあります。

歳神は、正月に家でまつる神で、稲作を守る神としての性格もあること、
そして、枡はもともと年貢の徴収のときに穀物を計量するために使われていたことなどから、
枡に大豆を入れて歳神にお供えするという流れがあって、その枡に入れた大豆を使って豆まきをする風習ができたと考えられます。

木の枡は香りもあって素敵ですが、みなさんお持ちでしょうか?
もし持っていたとしても、節分以外に登場の機会があまりないかもしれません。
そこで、昔ながらの枡も素敵ですが、今の生活に合ったアクリル升を豆まきに使うのはいかがでしょう?


普段はお酒を飲んだり、料理を盛りつけたり、蕎麦猪口がわりに使ったり。はたまた、インテリアとして。
そして、節分の時は豆まきの升として^^

※画像の商品は0.3号サイズの升です。